単身パックと単身の引っ越しで安い方を選ぶコツ

単身パックと単身の引越しの違い、どちらが安い?見積もりの注意点

引越しの見積もり料金で一番安くなるのは単身パックです。
※とにかく自分の引越の料金がいくらになるのかを知りたいときは「引越し侍を使えば」わかります

なんでもかんでも単身パックが安いということではなく、単身パックが特に安くなるのは「長距離の引越し」です。

近場でも近距離用の単身パックがありますが、この場合は中小の引越し業者、たとえば赤帽などを使った引越しの方が安くなる場合もあります。

単身パックが安くなる理由は、引越しというよりも荷物の配達という感じになるためです。
単身パックはカーゴ(荷物を入れる専用の台車)単位で荷物を運び、金額もカーゴの数+距離で決められています。
このため「カーゴに入る荷物量」なら単身パックが良く、一番安くなります。

実際引越し業者のほとんどが単身パックの範囲なら訪問見積もりは不要と言います。
そして、単身パックで選ぶなら、引っ越し業者を選ぶ場合も運送業メインの業者が良いです。
単身パックは輸送網がしっかりしている大手運送業者だからこそ出来るためです。

運送業メインの単身パックはこちら↓

日本通運

単身パック当日便 各種条件はあるがダンボールなどの梱包材サービス
単身パックS・L 18000円~
※各種割引有り(ただし、割り増しもあり)
※当日便以外はダンボールなどの梱包材は自分で用意、または有料
※3月16日~4月15日の繁忙期は条件に制限有り

ヤマトホームコンビニエンス(クロネコヤマト)

単身引越しサービス 18700円~
※各種割引有り(ただし、割り増しもあり)3月20日~4月10日の繁忙期には適用外有
※ダンボールなどの梱包材は自分で用意、または有料
※2021年2月14日現在、個人の家族の新規依頼受付中(詳細はこちら)

SGムービング(佐川急便)

カーゴプランはいろいろと有り、一個でも運んでくれる
料金は全部見積もりになってます。

単身の引越しは大手運送業者以外にもあるけれどその違いはこれ

単身パックと単身の引越しの違い、どちらが安い?見積もりの注意点

単身パックと単身の引越しは違います。
単身パックはカーゴ単位に荷物を運ぶため、引越し料金は決まっています。
単身パックは引っ越しというより荷物の輸送がメインです。
単身の引越しは、普通の引越しです。

この違いは実際の引越しの仕方に違いがあります。
単身パックは養生(ようじょう:建物の保護)などはしませんし、したとしても最小限になります。
ダンボールが貰える特典も無いことが多く、自分で用意します。
カーゴ(台車)に入りきらない物は運んで貰えません(別料金)。
大きなベッドなどは入らないです。(シングルベッドマットがはいるかどうか)

しかし、この範囲の荷物ならとても安いです。
引っ越しのプランなので、ドアからドアまで運んで貰えます(部屋の中の指定場所への設置は有料)ので、自分で運んだり、車を用意したりする手間暇も掛かりません。

ただし、荷物が増えてしまう、あるいは作業がこれ以上になる場合は普通の引越し(単身引越)になります。
普通の引越しになると、最低荷物量は2トントラックとなります。
金額としては2万円以上の引越しです。

単身の引越しの良いところは、養生がある(建物の保護をしてくれるので、傷が付きにくく、特に賃貸の場合、後で困らない)、大型のものでも運べる(2トントラック以内なので大抵運べる)、そして、単身パックと比べて融通が利きやすいです。

単身パックはその他の引越しに比べて宅急便的な要素が強い分だけ料金が安い、単身の引越しの場合は通常の引越になるので、融通が利きやすい分、料金も単身パックより高くなります。

どうやって安さを比較するか?

単身パックと単身の引越しの違い、どちらが安い?見積もりの注意点

単身パックの場合、ネットで見積もりが分かるので、引越業者のサイトで直接申し込めば良いです。

ただ、荷物の量が微妙、ちょっと多めになりそう、とにかく金額を比較したいという場合は見積もりサイトの「登録しなくても引越し料金の概算・相場を知る方法」を使って調べます。

通常の無料一括見積もりサイトのイメージは山ほど連絡が来るイメージがありますが、上で紹介している引越し侍は「登録しなくても、いくらになるかチェック出来るよ」っていう仕組みです。
このため実際に細かい住所情報を入れる前に、登録をする前に、自分のケースならいくらかが一覧で自動的に分かります。

単身パック程度の荷物量で同じぐらいの金額を出してくれるところも多いです。

ただし長距離の引越しは単身パックの方が相当安くなるケースも出てきます

養生など特別な作業が伴わず、引越し料金を安くしたい場合は、単身パックの利用を目指すのが一番です。
距離が遠い場合も同様です。
具体的にはとにかく大型の荷物を減らし、最小にすることです。

これが出来ない場合は、単身引越し(普通の引越し)になりやすいです。
ただ、単身引越しは引越し業者によって見積もりの金額も随分違います。
このため、複数の引越し業者から見積もりをとると共に、訪問見積もりを受けるようにします。

訪問見積もりを受ける理由は、訪問見積もりの場合、営業マンが成約をとる意識で見積もりをとります。
このため、見積もり金額が安くなりやすいです。
さらに、複数の業者で金額を比較をするため、提示金額よりも安くなっていきやすいです。
荷物が多いなど見積もりを出した方が良い引越しについては、安くするために訪問見積もりを受けた方が良いです。

訪問見積もりが面倒という方は「引っ越し一括見積もりと個別見積もりはどちらが安い?」を見ると、訪問見積もりが良い理由が分かります。

少しでも見積もりを安くしたい時の方法は「引越し料金を安くするコツ」にまとめました。
見積もりを出して貰うときに安くするコツです。

単身パックや単身引越しはとにかく金額が分からないと判断しようが無いため、早めに見積もりをとるのが一番です。
見積もりだけならば成約していませんので、お金も掛かりません。

また、成約したとしても、通常は引越し日3日前ならばキャンセル料は掛かりません。
※平成30年6月からキャンセル料金・延期手数料の値上げになりました。キャンセル・予定変更は相当の注意をしないと引越し料金の半額程度がキャンセル料になる場合もありますので要注意です。国土交通省の引越運送業の契約ルールの変更について(詳細)
早く動いて早く準備することで、安くて安心して引越しが出来るようになります。


引っ越し料金を安くするコツは「安い引越し業者・安心出来る引越し業者を見つけるやり方」にまとめました

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