引越しの見積もりを安くしたいときは条件を正確に伝える必要がある

引越しの見積もりを安くしたいときは条件を正確に伝える必要がある

引越しの見積もりを取るときに、少しでも安くしたいと思って、見積もりの度に少しずつ違う条件(見積もりになれたというのもある)で、見積もりを依頼することがあります。

でも、これをやると正確な見積もりが出ないことがあります。
引越しの料金は主に、荷物+距離+日程で決まります。
この荷物の部分に含まれるのは、荷物の出し入れも含まれます。

よくエレベーターのあるなし、何階なのかっていうことが見積もり時に話題になりますが、
上の階に行けば行くほど、あるいはエレベーターや階段から離れれば離れるほど、
割増料金」になります。

たとえば4階建てでエレベーターが無い物件で、階段から離れている見積もりと、6階建てでエレベーターがあり、エレベーター近くの見積もりでは、6階建てに引っ越す方が安くなります。
これはそれだけ手間とスタッフが必要になるためです。
特にエレベーターのあるなしは大きなポイントになります。
また、荷物が入るのかどうかも大きいです。

玄関から入らなかったら窓から入れるしかありません。
それは全て追加料金になります。

見積もりを取るときに、諸条件を伝えない状態で見積もりを取ると、見た目は安くなりますが、実際の引越しになったとき「これは無理」となりかねないわけです。

見積もりを取るときに何を気をつけたら良い?

引越しの見積もりを安くしたいときは条件を正確に伝える必要がある

基本的に電話やネットの見積もりだけで終わらせることが出来る案件は、目立ったものがない時です。
大きすぎる家具もなく、扱いの難しい精密機器も無く、ダンボールの数も規定内という感じ。

これ以外は基本的に訪問見積もりを選んだ方が良いです。
訪問見積もりは荷物の量を正確に把握するだけでなく、物件の状態は周辺状況も考慮します。

トラックが入るのか入らないのかっていうのですら、費用に大きく関わってくるためです。
依頼者では気がつきにくいところまで拾って貰うために、訪問見積もりは大事になります。

その上で「同じ条件を提示する」ということを忘れないでください。
こっちの物件の状態は良いですが、引っ越し先の物件の状態、何階でどういう状態なのか、これらをその都度適当に伝えると、見積もりも変わってきます。

安くするためにこそ見積もりの条件は一緒じゃ無いと分からなくなる

引越しの見積もりを安くしたいときは条件を正確に伝える必要がある

複数の引越し業者から見積もりをとると、必ずその価格にばらつきが出てきます。
業者によっては最安のところに合わせるからウチに決めてっていうところまで出てきます。

ありがちなのが引っ越し日時を業者によって変えるケースです。
これは変えようと思ってそうしているのではなく、見積もりを取るときに「そういえばこの期間でも良いかも」という感じで、ぶれてしまうために起きる話です。

ところが引っ越し料金は日程によっても大きく変わるため、条件を変えると複数の引越し業者から見積もりを取っている場合は、ごちゃごちゃになります。
安くしたいのか、どうしたいのか分からなくなる話です。
こういうケースを避けるために最初に提示する内容を決めておきます。

1.引越し期間(何日から何日まで)、あるいは、希望引っ越し日
2.引っ越し先の物件の状況(何階でエレベーターのあるなし)+道路状況(車がすれ違うことが出来るかどうかなど)
3.持っていく荷物(特に家電・家具)

この3つは最低同じように提示します。
安さを求める場合は、1を大事にしてください。
何日から何日までで一番安くなる日程で見積もりを出して!」というと
一番安くなります。

引越しの見積もりの時に、この点を軽く見る人がいますが、日程というのはものすごく見積もり金額に影響を与えることも多いため、条件提案ではとても大事になります。

後は引越しの見積もりを取るときに、大手と中小地元の引越し業者から見積もりをとることが出来ればベストです。
大手の引越し業者はこんな感じ↓
サカイ引越センター
日本通運
アート引越センター(0123)
ヤマトホームコンビニエンス(クロネコヤマト)
ハート引越センター
アーク引越センター
アリさんマークの引越社
SGムービング(佐川急便)

特に上から5番目までは日本のほとんどの引越しのシェアを持っています。
後は中小地元の引越し業者ですが、これは無料一括見積もりサイトなどを使う方が効率的です。

なぜ、中小地元の引越し業者の見積もりを依頼するかというと、引っ越し料金を安くしたいという希望がある場合、こっちの方が安くなりやすいためです。
これは規模が小さいからこそ出来る見積もりと言えます。

ただ、探すのが大変なので、一括見積もりサイトなどが良い、ということになります。
有名どころの一括見積もりサイトはこちらにまとめました。

無料一括見積もりサイトのメリットとデメリット

引越しの見積もりを安くしたいときは条件を正確に伝える必要がある

無料一括見積もりサイトって調べると結構大変っていう情報が出てきます。
何が大変かというと、見積もりの依頼自体は一括ですから簡単です。
ところが、その後の対応は各業者と依頼者が個別にやる必要があるため、対応が忙しくて大変ってことです。

これがデメリットになってます。
また、一部、見積もりサイトの方が見積もりが高くなりやすいっていう話題もありますが、これはまずありません。
理由は、引越し業者側は確かに一括見積もりの依頼と分かるのですが、一方で「複数の業者に見積もりを依頼している」ということも分かります。

このため、高くしたら選んで貰えません。
複数の見積もりは金額が勝負だというのはどこも分かっているため、結果的に「高く」なるのではなく、安くなるというのが正確なところです。

ただ、やはり個別にやりとりをする、それから個人情報が広がるというのは嫌だという人もいます。
そういう人のために出てきたのがランク2位の引越しラクっとNAVIです。

こちら↓


ここはサポートセンターという仕組みを採用していて、基本的に依頼者が引越し業者と直接やりとりをすることはほとんどありません。
見積もりの段階ではほとんど全てをサポートセンターが代行してくれます。

このため、依頼者はサポートセンターの人とやりとりをするだけです。
見積もりの結果は管理画面で表示され、キャンセルも管理画面で出来るという優れものです。

また、個人情報についても、見積もり依頼時に引越し業者に電話番号などは表示されないようになっています。
つまり、見積もりに不要なものは提示しないという徹底ぶり。
このため、2015年に生まれたサービスですが、他の一括見積もりサイトとは違って、安全・安心を大事にする人に選ばれるようになっています。



引っ越し料金を安くするコツはここにまとめました
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